プロジェクトの目標を設定する

プロジェクトマネージメント

せっかく素晴らしい案があっても、目標とスコープの設定が明確でなければ台無しとなることがあります。目標とは、具体的で、現実的で期限があって測定が可能なもので、これらの基準が満たされているべきものでなければなりません。

あいまいな目標は人によってどうにでも解釈できるので、プロジェクトの完了や成功や失敗についての見解が一致しないことにもなうようです。「ソフトウェア製品の新バージョンを構築する」というだけで目標としては不十分なのです。

新バージョンとは何ができるものなのか、コストはどのくらいかかるのか、設計に費やす期間はどのくらいあるのか、これらのポイントを明確にしなくてはなりません。

目標設定のための準備

実際には、多くのプロジェクトは明確な目標の設定がないまま始まるケースが多いです。これでは、良いプロジェクトとして進めることはできません。

目標に合意を取り付ける前に、計画策定に取り掛かってはいけません。目標設定に時間をかけることによって、プロジェクトが価値のある成果物を生み出せるようになります。

プロジェクト目標の設定はプロジェクト定義フェーズで行います。そこで、プロジェクトのビジネス上の意義を明らかにして会社や部門の全体の戦略の中でどんな位置づけになるのかを決めます。

実現可能性調査の事をフィージビリティといいますが、このフィージビリティを行い、経済的、もしくはビジネス的な観点からプロジェクトに意味があるかどうかを検討することもあります。

ビジネス上の検討では、プロジェクトを先に進めるについてのプラス面とマイナス面を、実際に書き出してみると良いでしょう。

この手法はプロジェクトを先に進めるかどうかの判断をプロジェクトマネージャーが判断するのにも役立ちます。

また、プロジェクトの運営委員会などに決定事項をゆだねる時にもとても有効な手段になります。目標とはプロジェクトを立ち上げる真髄、ミッション、目的にあたります。端的にいうと、目標はプロジェクト終了時に何を成し遂げたいのかだといえます。

目標設定は不適切ながらも、プロジェクトのマネージメントの手法や技法を活かしてそれなりの成果を上げられるということはあるかもしれません。

プロジェクトの目標設定

しかしながら、それでは本当に意味のある成果は上げられていることにはならないのではしょうか。例えば、情報技術(IT)プロジェクトの最大の課題、問題点の一つにプロジェクトそのものがエンドユーザーから見ると、時間のムダとみられていることがあります。

こういう不満でIT部門が頭を抱えることは決して珍しいことではありません。ソフトウェアアプリケーションサービスのプロジェクトでIT部門ではソフトウェアが仕様通りに動くと主張すること多いのですが、仕事をする側の人がソフトウェアの使い方がわからなくて、仕事が進まないという事がよくありますね。

その結果、そのソフトウェアはほどなく使えないものという烙印を押されてしまうのです。そうすると、このプロジェクトは成功したと言えるでしょうか技術的な観点からは成功かもしれませんが、実用面ではプロジェクトは十敗に終わってしまったという例です。

プロジェクトの成功可否は目標設定から

提供した成果物が主要なステークホルダーに気に居られなかったという事は、ソフトウェアが動くか動かないかに関わらず、プロジェクトは失敗に終わってしまったという事になります。

どのプロジェクトにも以下のような3つの主な目標があります。プロジェクトにおいて、何らかの成果を出す(製品、手続き、組織、建物、その他の成果物)所定の予算内でプロジェクトを完了する。合意した期限でプロジェクトを完了させる。

これ以外にもプロジェクトに個別に設定する目標あります。例えば、集荷確定のスポーツカーを製造するという目標があったとしますが、これだけでは目標としては不十分です。適切な目標とは、ガスと電気の両方で動く。

ボルボV70と同等の性能であること。対抗車種より10%以上低価格であること。競合上の必要性脳を備えていること。

 

以上が、より具体的な目標を記述している例になります。

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